ひととひと
更新日:2024.07.04
【Olive Air 開発秘話】代表取締役 オーウェン・ソン
Olive Air (オリーブ エアー)が世に出るまでには、多くの試行錯誤と努力が隠されています。
この記事では、Olive Airの開発者たちが直面した挑戦や障害、そしてそれを乗り越えるための物語をお届けします。
この秘話を通じて、普段見えない裏側に光を当て、努力や創意工夫の重要性を感じ取っていただければ幸いです。
目次
プロフィール
代表取締役 オーウェン・ソン
1987年 韓国・ソウル生まれ。
SAMSUNG ART & DESIGN INSTITUTEにプロダクトデザイン専攻で入学。
韓国電機・通信大手、サムスンでプロダクトデザイナーとして働く。
その後コロンビア大学院 建築学専攻に進学するものの、叔父の難聴をきっかけに革新的なヒアラブルデバイスの開発を開始し、Olive Union Inc. 創業。
Olive Airの開発背景
Olive Airはどのようなコンセプトで作られたのでしょうか?
Olive Airは高い集音機能とアクティブノイズキャンセリングを搭載したBluetoothイヤホンを組み合わせたハイブリッド型集音器です。
この2つを組み合わせた製品は世界初です。
Olive Air開発にはどのような背景があったのでしょうか?
これまでの製品でお客様からいただいた声が開発時の大きなヒントになりました。
Olive Airの前に発売したOlive Maxでは集音パワーは高いものの、装着した時に存在感があるという声をいただく機会がありました。
また、オリーブユニオンの製品は集音機能としてだけでなく、音楽鑑賞用イヤホンとして使用しているという声も多く上がりました。
そこで、様々な改善点のご要望の中で、特に注力したのは、「Olive Maxの集音性を維持しつつ、よりBluetoothイヤホンのようなデザインへの改善」と「音楽鑑賞用のアクティブノイズキャンセリングの搭載」の2点でした。
実際にこの2つを形にするまで、様々な難関がありましたが、2年間の開発の末にOlive Airが完成しました。
Olive Airのこれから
Olive Airに期待することは何ですか?
Olive Unionの最も大きな課題は、誰もが眼鏡のように簡単に補聴器や集音器を選択できる未来を作ることだと思っています。
この課題を達成するために、Olive Airが大きな力になることを期待したいです。
WHOによると、世界には約4億人の難聴者がいると言われていますが、補聴器の世界的な普及率は10%未満です。日本では13%程度と言われています。
Olive AirのBluetoothイヤホンのようなデザイン性、そして集音器としての高品質性能、アクティブノイズキャンセリングを搭載したオーディオ性能など、この製品を多くの人に知っていただくことで、「眼鏡のように誰でも簡単に補聴器や集音器を選択できる未来」の実現を目指していきたいと思っています。
Olive Airの購入を検討されている方にメッセージをお願いします
Olive Airは、この2年間、Olive Unionの全役員・従業員がお客様の声を聞き、反映させるために努力してきた製品です。
その結果、集音器としての性能は格段に向上し、音楽鑑賞用Bluetoothイヤホンとしての競争力も向上しました。
UXの観点からは、イヤホン側のボタンの改善や充電ケースにストラップリングを採用するなど、細かな部分にもこだわりました。
一度お試しいただければ、2年間の開発の成果を感じていただけると思います。
私たちの新製品Olive Airが皆様の生活の質を向上させるお手伝いができることを願っています。