このみみとみらいへ

ミミマガジン

このみみとみらいへ

ミミマガジン

ひととひと

更新日:2023.11.16

体験談インタビュー 人の声を“聞くこと”を考え続けた40年

体験談インタビュー 人の声を“聞くこと”を考え続けた40年

利根川泰造さん 長野県軽井沢町 町議会議員(69歳)

日本有数の観光地“長野県軽井沢町”。
多い年には年間800万人の観光客が訪れ、観光地としてのイメージが強いこの町で、町議会議員を3期にもわたり務めている利根川泰造さんにお話を伺いました。

町会議員としての“聞く”ことの大切さ

最初に聞こえづらさを感じたきっかけを教えてください

マスクを多くの人が着用し始めたタイミングですね。
これまでわかっていたはずの人の言葉が急にわからなくなることが増えました。
もともと学生時代からドラムを演奏していたせいもあり、騒音性難聴といいますか、なんとなく聞こえづらいかも、と感じることがあったのですが、マスク越しに会話することが当たり前になり、そこで違和感を覚えたのがきっかけです。

聞こえづらさを感じてから何か対策はされたのでしょうか

妻から病院へいくことを勧められました。
妻とは40年連れ添い、私のことをなんでも知っている最大の理解者です。
そんな妻から「議員が聞こえなくてどうするの!」と言われ病院を受診しました。

病院を受診されて気持ちに変化はありましたか

医師から加齢によるものだと言われ、「なんとかしないと」というのが率直に思ったことです。
私にとって聞くことはすごく特別なことなんです。
聞くことができないのであれば、聞けるようにする。
それだけです。

「聞くことは特別なこと」と感じられたのはなぜでしょうか

町議会議員になる前は飲食店を経営していました。
私は埼玉県出身で以前は東京の銀座のレストランで働いていました。
そこから色々な縁があり軽井沢に移住してきて、その際も多くのお客さんに支えられて、お店を長く続けることができたんです。
お店を閉めたあと、議員という大変な役割にも就くことができたのは、人の声を聞くことを何より大切にしてきたからだと自分自身で考えていたからです。

オリーブスマートイヤープラスを使い始めてから

オリーブスマートイヤープラスは現在の町議会議員のお仕事中にも使われていますか

もちろん付けていますよ。
大活躍してくれています。
議員の活動というのは様々で、15,6名規模の議会、30名近くになる町職員さんとの会議、町民の方と1対1で向き合うこともあります。
“聞こえない”瞬間があってはいけないので、様々な場面でオリーブスマートイヤープラスを使っています。

周囲の方から何か反応はありましたか

初めて着用する際は、議長に伝え、同じ町会議員の仲間にも伝えました。
周りは「かっこいいね」「スマホで操作できるんだ」と驚いてくれ、ネガティブな声はありませんでした。
そのたびに私もオリーブスマートイヤープラスの説明をしておすすめしています(笑)

スマホで調整を行う製品ですが不安はありませんでしたか

全くありませんでした。
料理人をしていたこともあり「ものの良し悪しの判断は食べてみてから」と決めています。
まずはなによりも試してみる、ダメであればその後やめればいいだけですから。

使い始めてから何か困ったことはありましたか

ん〜…ブルートゥースの接続がうまく行かない時はありましたが、それ以外の調整は問題なかったですね。
接続がうまくできなかった時、オリーブに電話したんですが、その時の対応に感動したんですよ。進藤さんという方でした。
今でもメモに残しています。
ひとつひとつ私のわかる言葉で丁寧に対応してくださってすぐに解決したんです。
私がオリーブのいいところをお伝えするとしたら「自分好みにスマホで調整できること」「カスタマーセンターが親切で安心できること」この2点ですね。

関連記事:【Oliveな人たち】電話対応のプロが抱える課題と葛藤「100%の回答ができたと思えることはない」その意味とは

これからの目標について

今後オリーブユニオンに期待することはありますか

聞こえに対してもっと正しくみんなが理解することが大切だと私自身が感じているので、オリーブユニオンには製品の枠を超えてそんなこともがんばってほしいと思っています。
聞こえを改善することでストレスを感じる場面が減りますし、周囲へ迷惑をかけることへの不安も軽減できます。
聞こえには色々な問題があると考えているので、もっとこういった製品を偏見なく試していけるようになっていってほしいです。

利根川さんの今後の夢や目標はありますか

移住してきた私を受け入れ町会議員まで選出してくれた軽井沢町に恩返しをし続けることですね。
軽井沢町にはこれから向き合うべき課題がまだまだたくさんあります。
それをしっかり議員として町民の声に耳を傾け、解決していきたいと考えています。
それと孫とお酒を飲む日が来るまでまずは健康でいること、議員活動を支えてくれている妻とのんびり旅行にいくことも今後の目標ですね(笑)

軽井沢町議会ホームページ:https://karuizawa.gsl-service.net/

今は議員活動の際と大好きな大河ドラマを見る際にオリーブスマートイヤープラスを着用しているという利根川さん。
一見、強面に見えますが素敵な笑顔で話を丁寧に聞いてくださる姿勢が印象的でした。
最後の最後まで笑顔を絶やさず、町のため、家族のためと生き生きしている利根川さんは「また!軽井沢遊びにきたら教えてね!軽井沢のいいところ紹介するから!」と言い残し帰っていきました。

クリアな音質・高いデザイン性 | 集音器なら Olive Smart Ear Plus

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Group-152-1024x682.png

Olive Smart Ear Plus(オリーブスマートイヤープラス)は、ワイヤレスイヤホンのようなおしゃれなデザインの集音器です。

スマートなデザインながら機能も充実しており、補聴器と同等の集音力を持ちながら、会話を立体的に捉える『3D集音』、雑音を除去する『雑音抑制機能』、不快な音を抑えた『ハウリング抑制機能』など様々な機能が搭載されています。

さらに、スマートフォンの専用アプリと連携させることで、ワンタッチで集音モード切り替えが可能で、自分自身の好みに合わせた調整を行うことが可能です。
集音器製品について>>

オリーブ製品開発の思い

オリーブでは製品開発の中心に「聞こえのスペシャリスト」である言語聴覚士がいます。

オリーブの製品開発の中心を担っている韓国オフィスでは、オリーブセンターという施設を開放しています。
オリーブセンターには言語聴覚士が常駐しており、誰でも製品の使い方や、聞こえに関する悩みを気軽に相談することができます。
また、製品を利用している方々のリアルな意見を聞くことができる場所でもあり、実際の利用者の方々から集まった意見を元に、日々製品のアップデートを行っています。
言語聴覚士について>>

◼︎言語聴覚士 ゴン・ハンオル
・HALLYM UNIVERSITY 聴覚学科卒業
・新生児聴力選別検査修了(韓国聴覚学会)
・韓国聴覚士協会聴覚士資格取得
・耳鳴りプログラム開発参加
・キムスヒアリング補聴器センター センター長

言語聴覚士 ゴン・ハンオル | 聴覚士証明書

ミミマガジン編集長

大竹 舞

Mai Otake

新潟県出身。保険診療・自由診療の医療機関で接遇・販売を経験したのち、マーケティング部門でオウンドメディアの運用を担当。その際に突発性難聴を発症(現在は完治)。オリーブユニオンに入社後はマーケティング部に所属。自身の難聴経験を活かし、幅広い世代が抱える耳鳴りや難聴の悩みに対して、“わかりやすく、かつ身近な問題として感じてもらえる”をテーマに、ミミマガジンの運用・コラムの執筆にあたる。

大竹 舞

ひととひとカテゴリの人気記事 Ranking in category