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更新日:2023.11.16

体験談インタビュー 母の難聴と向き合った15年の葛藤

体験談インタビュー 母の難聴と向き合った15年の葛藤

藤森香衣さん モデル・NPO法人C-ribbons代表(46歳)

ご家族の聴こえに悩むという方は多いのではないでしょうか。
モデルの活動の傍ら、NPO法人の代表として積極的に活動をする藤森香衣さんは長年家族の聞こえの症状の悪化に悩み、その重大さを感じたといいます。
「一番近い人ほど難しいですよね、でももっと早くオリーブスマートイヤープラスを知っていれば良かった!と心から思います」と話すその背景に、どのような葛藤があったのでしょうか。
家族の聞こえづらさの解決についてお話を伺いました。

困った!家族の聴こえづらさと一緒に向き合う

お母様の聞こえづらさはいつ頃気付かれたのでしょうか。

 今考えれば、母が50代ぐらいの時からちょっと聞こえてないなと感じる時がありました。
例えば、話しかけても2回言わないと気づかないということがあったんですね。
しかし、母に「聴こえている?」と確認をすると本人は「自分はそういう歳ではない」というように強く嫌がっていました。
聞こえづらさを認めたくない気持ちが余計に聞こえづらさを物語っていたように感じましたね。

ご家族から聴こえづらさを指摘されたお母さまはどのような様子でしたか?

認めたくない、という思いがあったと同時に女性としてなのか、年齢を感じさせるような(聞こえづらい)ことはとにかく言われたくないという様子でした。

誰かに相談したり、なにかアクションは取られましたか?

全く何もしていなかったですね。今思えば、その年齢から15年ぐらいはそのまま聞こえづらい状況で過ごしていたのだと思います。

15年間の間でお母様の聴こえの状態はどのように変化していったのでしょうか。

目に見えて”聞こえていないんじゃないか”というシーンがどんどん出てきました。
後ろから話しかけたり、呼んだ時に振り返ってくれなかったり、そういうことが増えて、これは聞こえてないんだという確信が私たち家族も強くなりました。
そして病院での診察の結果、補聴器を購入することになりました。

補聴器(他社製品)を利用したお母さまの様子はいかがでしたか?

とにかく痛がりました。
家族からしてみれば、正直なところ集音器や補聴器など知識も当時はなく、母が「これ」と選んだものを購入したのですが、実際に使ってみると耳にはまりづらい、落ちやすい、あとは高い声や子供の声は音が大きすぎたようで、耳がつらいと言っていました。
せっかく買ったものの、どんどん使わなくなってしまいましたね。

母に勧めたら、「おしゃれね!」と嬉しそう言っていました。

オリーブスマートイヤープラスどのような点に関心を持たれたのですか?   

補聴器や集音器などの聞こえのサポート機器がレンタル出来ることを知らなかったので、一回試すことができるという点に興味を持ちました。(※現在レンタルは新規受付を停止しています。)

オリーブスマートイヤープラスを見た時のお母様の様子はいかがでしたか?

はじめに私自身が身に着けて母に見せました。
私が「ほら見て!オリーブスマートイヤープラスなら一緒に身に着けられるよ!」と母に勧めたら、「そうね!若い人がしているイヤホンと一緒でおしゃれね!」と嬉しそうに言っていました。

オリーブスマートイヤープラスに期待していたのはどのような点でしたか?

まずはデザイン性でした。
一般的な補聴器のような見た目ではなく、ワイヤレスイヤホンのようなデザインなのが魅力的だと思いました。
ワイヤレスのものは「若い人が使うもの」という印象があったので、母が使いこなせるかどうかが心配でしたが、一緒に使っているうちに母の方から「これなら自分でも使えるかも」と言い出したので安心しました。
徐々に徐々に慣らしていって、3か月ぐらい経った時点で製品を付けていることを忘れてしまうくらい馴染んがようです。
身に着けているとまわりの人から”おしゃれね”と褒めらるようで、本人が嬉しそうにしていたので、デザイン性の大切さを改めて痛感しました。

お母様の生活に変化はありましたか? 

聞こえづらさを感じていた当時、母は人と話すのが苦手になっていました。
聞き取れないことで、うまくコミュニケーションが取れない、それが自分のせいだと責めることが増えていたようです。
あとは、街に出て歩くのが怖いとも話していました。
車の走行音など周りの音が聞き取れないと外に出ることも怖くなるのか、と気づかされました。
今はそういったネガティブな話が減ってきて、聞こえづらさを感じる前の生活ができることが嬉しいようです。

最後に、どのような方にオリーブスマートイヤープラスをお勧めしたいですか?  

親、きょうだい、祖父母など、周囲で聞こえづらさに悩んでいる人がいても集音器や補聴器を勧めづらいという問題を抱えている家族が多いのではないかと思います。
オリーブスマートイヤープラスなら見た目の聞こえに対する悩みライトな方でも「試しに使ってみて!私も使ってるよ!」と一緒に使うことが出来ますよね。
勧めやすさは何より有り難いです。
最近は若い人にも聞こえづらさに悩んでいる人が増えているようなので、年代を問わず手にとって欲しいなと思いです。
〈オリーブスマートイヤープラス製品情報はコチラからご確認ください〉

クリアな音質・高いデザイン性 | 集音器なら Olive Smart Ear Plus

Olive Smart Ear Plus(オリーブスマートイヤープラス)は、ワイヤレスイヤホンのようなおしゃれなデザインの集音器です。

スマートなデザインながら機能も充実しており、補聴器と同等の集音力を持ちながら、会話を立体的に捉える『3D集音』、雑音を除去する『雑音抑制機能』、不快な音を抑えた『ハウリング抑制機能』など様々な機能が搭載されています。

さらに、スマートフォンの専用アプリと連携させることで、ワンタッチで集音モード切り替えが可能で、自分自身の好みに合わせた調整を行うことが可能です。
集音器製品について>>

オリーブ製品開発の思い

オリーブでは製品開発の中心に「聞こえのスペシャリスト」である言語聴覚士がいます。

オリーブの製品開発の中心を担っている韓国オフィスでは、オリーブセンターという施設を開放しています。
オリーブセンターには言語聴覚士が常駐しており、誰でも製品の使い方や、聞こえに関する悩みを気軽に相談することができます。
また、製品を利用している方々のリアルな意見を聞くことができる場所でもあり、実際の利用者の方々から集まった意見を元に、日々製品のアップデートを行っています。
言語聴覚士について>>

◼︎言語聴覚士 ゴン・ハンオル
・HALLYM UNIVERSITY 聴覚学科卒業
・新生児聴力選別検査修了(韓国聴覚学会)
・韓国聴覚士協会聴覚士資格取得
・耳鳴りプログラム開発参加
・キムスヒアリング補聴器センター センター長

言語聴覚士 ゴン・ハンオル | 聴覚士証明書

ミミマガジン編集長

大竹 舞

Mai Otake

新潟県出身。保険診療・自由診療の医療機関で接遇・販売を経験したのち、マーケティング部門でオウンドメディアの運用を担当。その際に突発性難聴を発症(現在は完治)。オリーブユニオンに入社後はマーケティング部に所属。自身の難聴経験を活かし、幅広い世代が抱える耳鳴りや難聴の悩みに対して、“わかりやすく、かつ身近な問題として感じてもらえる”をテーマに、ミミマガジンの運用・コラムの執筆にあたる。

大竹 舞

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