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補聴器と集音器

更新日:2024.03.05

補聴器のレンタルについて|月額費用やおすすめの理由、注意点を解説

補聴器のレンタルについて|月額費用やおすすめの理由、注意点を解説

「補聴器は高額だから失敗したくない」と購入するかどうか迷っていませんか?
実は、補聴器はレンタルで使用することも可能です。
ここでは、補聴器のレンタルを行った場合の費用やメリット、注意点についてご紹介します。

補聴器のレンタル・サブスクがおすすめな理由とは?

補聴器は、すぐに購入するのではなくレンタルでお試し利用することが可能です。
後悔しない選択をするためにも、レンタルを積極的に活用しましょう。
なぜ、補聴器のレンタルがおすすめなのか、その理由について解説します。

関連記事:補聴器とは?【基礎をやさしく解説】選び方や価格相場などをご紹介

補聴器の効果や使い心地が分かる

補聴器は価格が高額になる場合も多く、いきなり購入するのは不安という方もたくさんいます。
レンタルなら、もし自分に合わなくても返却すれば済むため、気軽に試すことができるでしょう。
これから補聴器を使うか決断する方は、聞こえがどう変わるのか、その効果を確かめる良い機会になります。

自分で操作・装用などが行えるか確認できる

補聴器はとても小さい機器のため、耳に出し入れする際に難しくないかどうか、電池の交換が自分で行えるかどうか、基本的な操作が出来るかどうかも確認しておくと良いでしょう。
特に指先の細かな作業が苦手な方は注意が必要です。

補聴器の音質が確認できる

補聴器のメーカーや機種によって、聞こえてくる音質は異なります。
どのくらいの音がキャッチできて、どう聞こえてくるのか、色々な補聴器を試していくうちに、自分好みの音質も把握しやすくなるでしょう。

自分に合う補聴器の種類が分かりやすくなる

補聴器の形は、耳の穴にすっぽりと入れるものや、耳にかけるものなどがあります。
どんなタイプが合うのかは、実際に使ってみないと分からない部分も多く、また同じ形状でもメーカーや機種によって聞こえ方は変わってきます。
レンタルを活用して様々な形状の補聴器を使ってみると、その違いを実感しやすいでしょう。

補聴器レンタルの月額費用はどれくらい?

補聴器のレンタル料金は、店舗やメーカーによって異なります。
相場としては、1月あたり3,000円程度から利用できるケースが多いようです。
念のため確認されることをおすすめします。

補聴器レンタルの種類

補聴器のレンタルは、様々なメーカー・機種から選ぶことが可能です。
購入に踏み切る前に、色々なタイプを試してみるのも良いでしょう。
あまりにも種類が豊富で迷ってしまった時は、補聴器を扱うお店で相談してみてはいかがでしょうか。

おすすめのレンタル補聴器ランキング4選!

ここからは、補聴器のレンタルで特に人気が高い、おすすめの機種をご紹介します。

オーティコン リアルシリーズ

オーティコンのリアルシリーズは、車のクラクションなどの突然聞こえてくる音やマイクに何かが触れた時の小さな雑音を抑え、場所に応じて適切かつ理想的な音が聞けるようなテクノロジーを搭載しています。
普段使っているスマートフォンと連携すると、ハンズフリー通話も可能です。

GNリサウンド リンクス クアトロ 外耳道内レシーバ耳かけ型(RIE)

世界的によく知られている補聴器メーカーで、幅広い聴力に対応しています。
騒音下でも会話に集中しやすいよう、雑音をできるだけ抑え明瞭かつ繊細で臨場感のある音質となっています。
高音域や多くの音の聞き取りがより改善され、充電の持続時間が長いのもポイントです。

signia Silk IX(シルク アイエックス)シリーズ

とても小さくて目立ちにくい、耳穴型の補聴器です。補聴器の使用を周囲に知られたくない人にも使いやすい形状で、世界最小レベルのサイズとなっています。
ワードロックオン機能搭載により、騒がしい場所での聞き取りや、聞き取りにくい音もより正確に再現できるのも特徴です。
豊富な種類の耳栓から、自分に合うものを選ぶ仕組みです。

オリーブユニオン Olive Max

オリーブユニオンの「オリーブスマートイヤープラス」は、聞こえにくさが気になる方が気軽に使いやすい集音器です。
一般的な補聴器ほど高額ではなく、聞こえをサポートする製品をこれから使ってみたい方にも手に取りやすくなっています。
カスタマーサービスが充実しており、もし合わないと感じた時は調整のサポートも受けられます。返金保証期間が設けられているため、安心して申し込めるでしょう。

オリーブマックスのレンタル料金は月額 3,980円(税込)〜(※)となっており、12ヶ月継続利用するとお支払いが自動終了します。
以降は引き続きご自身のものとして利用できます。
※最低レンタル期間は 3ヶ月となります。

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補聴器をレンタルする際に気を付けたいこと

補聴器のレンタルは、これから補聴器の購入を検討したい方や、ひとまず手頃な価格で補聴器を使いたい方などに便利なサービスです。
しかし、注意点もあります。
トラブルが生じて困らないために、あらかじめ確認しておくと安心です。

長期化すると本体価格を超えることもある

レンタルが長期化すると、それだけその補聴器に支払う費用は高くなっていきます。
同じ補聴器を購入した場合、購入時にはまとまった額が必要になりますが、それ以降は自分の所有物として長く使っていくことができるでしょう。
しかし、レンタルの場合は、いつまで経っても自分の物にはならず、借りている限りレンタル料を払い続けることとなります。

レンタルできるメーカーや機種に限りがある

自分が気になっている補聴器が、必ずしもレンタルに対応しているとは限りません。
特に、長期的なレンタルを希望する場合、選択肢は少なくなるでしょう。
最新モデルなどのレンタルは、短期間であれば対応可能というケースもあります。

レンタル期間と契約更新に注意が必要

長期レンタルを前提とする場合、すぐに契約を解約して他の補聴器を試すのが難しいかもしれません。
契約時には、解約の手続きについてもよく確認しておきましょう。
レンタル期間が定められている場合、その時期がくると自動更新となるのが一般的です。
他の補聴器を試したいにも関わらず契約が自動更新されると、無駄な出費につながる可能性があります。

公的な補助や助成金の対象にならない

条件を満たせば、補聴器の購入は公的な補助や助成金の対象となります。
その場合、費用負担が大幅に抑えられる可能性があり、レンタル料金よりも安く済むケースもあるでしょう。
しかし、補聴器のレンタルについては、公的な補助や助成金の適応にならず、たとえ補助金・助成金の対象者に該当していても正規のレンタル料金を支払わなければなりません。

はじめての聞こえサポートに「オリーブの集音器」

オリーブユニオンでは、手に取りやすいスタイリッシュなデザインの集音器を扱っています。
最大の特徴は「聞こえのセルフ調整ができる」という点で、音を聞きたいシーンに合わせて、好きな時に、納得がいくまで、自分で調整を行うことが可能です。

調整方法はご自身のスマートフォンを使って行う方法と、専用の調整リモコンを使って行う方法の2種類(併用可)から選ぶことができます。
補聴器や集音器を使った新しい聞こえ方に妥協したくないという方にもおすすめの製品となっています。

補聴器のレンタルについてのまとめ

補聴器のレンタルは、様々なタイプを試したい方や使用感を確かめたい方などに便利なサービスです。
気になる機種を見つけたら、まずはレンタルが出来るかどうか確認してみてはいかがでしょうか。
購入した後で後悔しないためにも、レンタルを上手に活用していきましょう。

参考サイト
https://www.aigan.co.jp/aigan_style/hearing_aid/31
https://kikoe.ne.jp/choice/lease.php
https://www.oticon.co.jp/hearing-aid-users/hearing-aids/products/product-details?productId=518234
https://www.resound.com/ja-jp/hearing-aids
https://www.signia-pro.com/ja-jp/product-portfolio/integrated-xperience/silk-charge-go-ix/

ミミマガジン編集長

大竹 舞

Mai Otake

新潟県出身。保険診療・自由診療の医療機関で接遇・販売を経験したのち、マーケティング部門でオウンドメディアの運用を担当。その際に突発性難聴を発症(現在は完治)。オリーブユニオンに入社後はマーケティング部に所属。自身の難聴経験を活かし、幅広い世代が抱える耳鳴りや難聴の悩みに対して、“わかりやすく、かつ身近な問題として感じてもらえる”をテーマに、ミミマガジンの運用・コラムの執筆にあたる。

大竹 舞

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