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補聴器と集音器

更新日:2024.04.12

補聴器のメンテナンス方法とは?日々のお手入れから特別なお手入れまでご紹介!

補聴器のメンテナンス方法とは?日々のお手入れから特別なお手入れまでご紹介!

補聴器は、毎日のお手入れが不可欠です。
日々のお手入れはさほど難しくありませんが、必要に応じて補聴器を扱うお店に持っていく必要もあるでしょう。
今回は、補聴器の日々のメンテナンスや特別なお手入れの内容について、まとめて解説します。

補聴器にメンテナンスは必要?

補聴器は精密機器であり、万全の状態を保つためにも定期的なメンテナンスが不可欠です。
メンテナンスをせずにいると、聞こえの状態が悪くなり、本来の効果が得られにくくなります。

補聴器のメンテナンスと寿命

定期的なメンテナンスを適切な方法で行い、よい状態を維持することは、故障を予防することにもつながります。
故障のリスクが少ないことは、補聴器の寿命にも大きく影響し、長く使い続けられる可能性が高まると言えるでしょう。

メンテナンスは、毎日自分で行うものや3ヶ月に1回など時々行うものまであります。
面倒だと思われるかもしれませんが、さほど手間もかからないため、習慣づけることをおすすめします。

補聴器のメンテナンス方法《毎日のお手入れ》

メンテナンスと聞くと大げさに思えるかもしれませんが、毎日のお手入れは「乾燥ケースに仕舞うこと」と覚えておきましょう。
最近の補聴器は湿気に強いものもありますが、補聴器は湿気が苦手です。

就寝時や使用しない時は、電池ケースを開いた状態で乾燥ケースに入れ、密閉しましょう。
洗面所やお風呂場、結露の多い場所などに放置してしまうと、湿気によって不具合が生じる可能性が出てきます。

補聴器のメンテナンス方法《時々行うお手入れ》

毎日行うお手入れはとてもシンプルですが、その他のお手入れのタイミングや方法についても見ておきましょう。

1:目立つ汚れの掃除

補聴器は、常に綺麗な状態を保ちましょう。
汚れた手で触れてしまったり、砂ぼこりが舞う場所で使用したりした際は、適宜乾いた布やブラシで優しく取り払いましょう。

補聴器への汚れの付着を防ぐためには、耳垢のお掃除も大切です。
耳掃除の方法や注意点については、以下も参考にしてみてください。

関連記事:耳垢をごっそり取る方法は?自分で耳掃除をする時の注意点を解説!

2:電池交換

電池交換は、電池残量が少なくなったタイミングで行います。
目安としては、聞こえにくさを感じた時に行いましょう。
電池も湿気に弱いため、汗などで濡れてしまった場合はすぐに拭き取ります。
電池の寿命は補聴器により異なるため、初めはタイミングが分かりにくいかもしれませんが、聞こえにくさを感じたら早めに交換されることをおすすめします。

3:オーバーホール(精密点検・精密清掃)

補聴器を扱うお店で、点検や分解掃除(オーバーホール)を定期的に行うと、より故障しにくく良い状態を保ちやすくなります。
できれば、3ヶ月に1回の点検と、年1回のオーバーホールが理想的でしょう。

補聴器のメンテナンスを行う際の注意点はある?

補聴器のメンテナンスにおける注意点を確認しておきましょう。

水に近づけない

補聴器は精密機器です。
汚れたからといって、水に浸けたり、濡れ布巾で拭いたりするのは故障の原因になります。
掃除が十分にできない場合は、補聴器を扱うお店でクリーニングしてもらいましょう。

清掃面を下に向けて掃除する

清掃面を上に向けて耳垢などの汚れを取り除く掃除をしてしまうと、取った汚れが本体の中に入り込む可能性があります。
そのため、汚れを取り除く際は、清掃面を下に向けて本体に汚れが入らないように注意しましょう。

乾燥剤は必要に応じて新しいものと交換する

補聴器は、使わない時は乾燥ケースに入れて湿気から守ることが大切です。
乾燥ケースに入っている乾燥剤は、定期的に新しいものに交換しましょう。

はじめての聞こえサポートに「オリーブの集音器」

オリーブユニオンでは、手に取りやすいスタイリッシュなデザインの集音器を扱っています。
最大の特徴は「聞こえのセルフ調整ができる」という点で、音を聞きたいシーンに合わせて、好きな時に、納得がいくまで、自分で調整を行うことが可能です。

調整方法はご自身のスマートフォンを使って行う方法と、専用の調整リモコンを使って行う方法の2種類(併用可)から選ぶことができます。
補聴器や集音器を使った新しい聞こえ方に妥協したくないという方にもおすすめの製品となっています。

関連記事:【2023年10月】補聴器おすすめランキング10選!選び方も解説!

まとめ

補聴器を長く良い状態に保つには、メンテナンスが不可欠です。
日々のお手入れはさほど手間もかからないため、ぜひ習慣化して補聴器の故障を防ぎましょう。
自分でメンテナンスが難しい部分は、補聴器を扱うお店に任せるのがおすすめです。
定期メンテナンスも兼ねて、3ヶ月に1回くらいのペースでお店での点検をしてもらいましょう。

ミミマガジン編集長

大竹 舞

Mai Otake

新潟県出身。保険診療・自由診療の医療機関で接遇・販売を経験したのち、マーケティング部門でオウンドメディアの運用を担当。その際に突発性難聴を発症(現在は完治)。オリーブユニオンに入社後はマーケティング部に所属。自身の難聴経験を活かし、幅広い世代が抱える耳鳴りや難聴の悩みに対して、“わかりやすく、かつ身近な問題として感じてもらえる”をテーマに、ミミマガジンの運用・コラムの執筆にあたる。

大竹 舞

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